CellEase® Ⅱ Series

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核酸抽出試薬 CellEase® Ⅱ Series

細胞からの遺伝子抽出(DNA抽出)を目的として開発されたこの試薬は、煩雑な精製工程を不要とし、わずか9分という短時間で、遺伝子増幅反応(PCR)にそのまま添加できるDNA試料を調製できます。CellEaseⅡは従来のCellEaseで必要であった希釈工程も不要とし、1チューブでのDNA抽出工の程完了を実現しました。また、DNA抽出効率も大幅に向上しました。

 

 

CellEaseⅡの処理フロー

 

CellEaseⅡの処理フロー

 

 

CellEaseⅡシリーズ

品番シリーズ名適用反応時間
BCR10-00001 CellEase® Tissue Ⅱ
セルイーズ®Ⅱ 組織細胞用
マウステール、各種動物組織細胞なと 9分
BCR10-00002 CellEase® Bacteria Ⅱ
セルイーズ®Ⅱ 微生物用
各種バクテリア、酵母など 9分
BCR10-00003 CellEase® Meat Ⅱ
セルイーズ®Ⅱ 食肉用
トリ、ブタ、ウシなどの肉類、コロッケ、
ミートボールなどの加工食品
9分

※CellEase®(セルイーズ®)は弊社の登録商標です。

 

 

CellEase TissueⅡによるマウステールからのDNA抽出例

 

プロトコール 

 

  1. マウステールを約5mm程度(約10mg)カットし、0.2mlのマイクロチューブに入れます。
  2. 1サンプルあたり、Reagent A 20µl,Reagent B 20µl,滅菌水60µlを混合してCellEase Mixを調製します。
  3. 1サンプルに対し、100 µlのCellEase Mixを添加します。
  4. 72℃で6分インキュベートし、つづいて94℃で3分インキュベートします。
  5. 上清6µlをPCRチューブに分注し、PCR反応を行います。

 

電気泳動結果

 

 

従来のCellEase Tissueでは抽出液を×10以上希釈した場合、ほとんどバンドが確認できませんが、 CellEase TissueⅡでは×10希釈でも明確にバンドが確認できています。

 

  • 従来のCellEase Tissueによる抽出は、従来のCellEase Tissueでの標準プロトコールに従っています。
  • マウステールの量はサプリング毎に多少変動するうえ、試料の状態(骨や皮の割合)によってはバンドの濃さに若干の違いが出ることがあります。

 

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